2006年02月

2006年02月27日

Q.ドン底から這い上がるために必要なものは何ですか。

「創業者作、79年ぶりディズニーに帰る」
そんな見出しで始まる日本経済新聞(2006年2月12日)の記事に関心を持ちました。

ウォルト・ディズニーが創業期に描いたアニメキャラクター「オズワルト・ザ・ラッキー・ラビット」の所有権が、79年ぶりにディズニーに戻ることになったそうです。
記事によれば、1927年に映画化する際、所有権移転に関する事項が入っていたのに気づかず「ラッキー・ラビット」の権利の一切を失ったといいます。

キャラクターでなくとも、自分が生み出した作品は血を分けた子供のようなもの。
正に自分の分身とも言うべき存在を失った虚無感は、察してあまるものがあります。
翌年、1928年に描き上げたのがミッキーマウスだったそうですが、失意の底から立ち直るパワーはいったいどこから来たのでしょうか。

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2006年02月24日

I'm here(アイム ヒア)007

「助けてもらえますか」
「私はこんな生活をしている人間だ。誰かを助ける前に、私が助けてもらいたいのだがね」
自分でもいやらしい言い方に嫌悪を覚えた。
「お金ならあります」
「ほう。子供がそう言えば、大人は『金などしまっておきなさい』とでも言うと思っているのかね」
「そんなことは考えていません。
父さんが、必要なノウハウほど金を出し惜しみしてはいけない、そう言っていました」
「つまり私が持つノウハウとは、君が持っている金と十分ペイすると言うのだね」
この私にまだ市場価値つくと言うことか。
気に入らない客だが上玉である。

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2006年02月20日

I'm here(アイム ヒア)006

不意の夕立が上がったあとに龍治はやってきた。
河原に生える雑草を踏みしめ、クツを泥だらけにしながら。
私は夕立をやりすごしたあと、夕飯を調達するために馴染みの小料理屋へ行こうかどうか思案していたところだった。
小料理屋と言っても客として行くワケではない。食品リサイクル屋として裏口から訪ねるのだ。
昔の知り合いが板前として働いていた。彼が客に出した天ぷらなどの残りものを詰めてくれるのだ。
ありがたい配慮だが、毎日物乞いするのも、曇りきったプライドが邪魔をする。
だが、あいにく今日の夕飯は他にあてがなかった。続きを読む

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2006年02月17日

I'm here(アイム ヒア)005

「仮の話だが、彼女は教室に入るまで指輪の異変に気づかなかった。気づいたのは多分、机についてからだろう。なら、筆箱は机の上か中にあったはずだ」
龍治は私を促すように見つめた。
「そうして、仮の話だが、リュウが指輪に無関係だとしたら、すでにその時、つまり彼女が席についた時点で指輪は傷んでいたことになるね」
龍治は釈然としないようだがうなずいた。

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2006年02月13日

I'm here(アイム ヒア)004

「彼女はどんな感じで泣いていた? リュウは気づいて話しかけなかったのか」
「違うんだ。最初から泣いていたワケじゃないんだ。急に泣き出したんだ」
「どうして?」
「分からないけれど、指輪が傷ついたのを見つけたからじゃ……」
「じゃ、彼女は指輪を手にしていたワケじゃないんだね。手にしていたのならすぐに気づくだろう」
「筆箱に入れていたのだと思う」

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2006年02月09日

I'm here(アイム ヒア)003

リボンをあしらったデザインだが、輪の下に伸びる帯の部分がポッキリと折れていた。
周囲は無言になった。
常識的に考えて、指輪を学校に持って来るのマズイ。
少女もそれはわきまえていた。
ただ、誕生日に買ってもらった大切なものを仲の良い友人に見せたかっただけなのだ。
だから、ペンケースに入れてこっそり持ってきたのだ。
その指輪が傷ついてしまった。

ワケを聞いても少女は泣きながら首を振るだけで話さない。
「ひどい……誰がこんなこと」
クラスメートの一人がつぶやいた。
「誰がって、誰かがやったってこと?」
「決まってるじゃない」
ヤジウマが数人加わって取り巻きが騒然となった。
「犯人は」
「指輪のことを知っていたのは」
「最後に教室にいたのは」
週刊誌のゴシップ記事のような会話が飛び交った。


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2006年02月05日

I'm here(アイム ヒア)002

塩を振って遠火にあぶった魚が香ばしい匂いを放っている。
廃材とブルーシートで作ったマイホームに換気扇はない。軒先での調理である。
少年は私の「家」にカセットコンロや鍋があることに驚いたようだった。
だが、どれも拾いものである。

獲物はエラを取り、腹を抜いてある。口を貫き背びれまで通した串に脂がしみついている。
私は、魚に火が通っているのを見てとると少年に串を渡した。
「旨いぞ」
私は促した。
少年は背びれのあたりにかぶりついた。
いい食べっぷりである。


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2006年02月04日

I'm here(アイム ヒア) 001

細く透明な糸が風に流されるように、ゆっくりと漂ってきた。
ふいに糸につけられた赤い目印がつつっと横に走る。
間髪いれず、手にした竿をしゃくりあげると、キラリと銀色の光が宙を踊った。
私は竿を立て、掛かった獲物を静かにたぐり寄せた。

足音がした方を見ると少年が眩しそうな瞳を一瞬そらそうとして、思いとどまった。
少年が先ほどからこちらを窺っていたのは知っていた。
知っていたが、放っておいたのだ。
「なんだね」
私はつとめて、優しい声で訊ねた。


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「元気まぐ」とは
「元気まぐ」をサイト情報に追加する by BlogPeople

私たちは、日常のちょっとしたことが原因で、落ち込んだり悲しくなったりします。
その一方で、さっきまでの落ち込みがウソのように元気になって、立ち直れることがありますよね。
人は、どんなきっかけで元気になれるのでしょうか。
普段、気にもとめないような「元気のみなもと」を追求していけば、元気になれそうな気がしませんか。

元気になるには、人それぞれのコツがあるのです。
みんなの「元気になるコツ」をみんなが知ることができたら、へこんだ時でも元気なれそうな気がしませんか。
1%の元気しかなくても「元気のコツ」を使って100個の元気を集めたら、元気100%になれるでしょう。

縁あってこのサイトを訪問して下さった皆様が元気になれますように、そうして私自身が元気になるために、「元気になるコツ」をご紹介していきます。
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