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Q.今の仕事とやりたい仕事にへだたりを感じたら、どうしたら良いですか。


憧れていた仕事があった。
けれども、それは遠い昔の夢。
成長して、大人になって、自分の力が分かって……。
生活をしていくために断念せざるをえなかった。
夢をあきらめ「せめて憧れに近い職業を」と考え社会に出たけれど、毎日がつまらない。

「これは自分のしたいことじゃない」

そう気づいたとき、どんなふうに気持ちを切りかえたら良いのでしょうか。

A.「好きなこと」をやり続けるための方法を常に考えましょう。


絵本作家の長谷川義史さんのスタートは、看板屋さんへの就職からだったそうです。
「もともと絵を描きたかった」
とおっしゃる長谷川さんですが、美大受験の失敗が「就職」だったのです。

しかし長谷川さんは、自分がやっていることにすぐに疑問を感じます。
「これは自分のしたいことじゃない」と。
仕事を辞めようとしましたが「1年間は『我慢する練習』」と気持ちを切り替え、3年後には業界でも厳しいことで有名なグラフィックデザイナーの事務所にいたそうです。

土日の休みもない仕事でも展覧会の会場を押さえて、やらないといけない状況に自分を追い込んで好きな絵を描き続けたそうです。
4年勤めたあと、さらに大きなデザインプロダクションへ移りました。

単純に大きな組織に憧れる人ならば、長谷川さんのキャリアアップは成功に映るでしょう。
でも長谷川さんは、自分が描きたい絵を描きたかっただけなのです。
自分がやりたいこと、目指す方向を見据えて経験を積んできただけなのです。
けれども、このデザイン事務所も長谷川さんが望むものではありませんでした。
一つの仕事をみんなで分業して、生産性をあげる方法をとっていたのです。
「仕事=自分の作品」とはならないのです。

ある日、奥さんがおっしゃったそうです。
「早くフリーになって絵を描けば」
知人からは「イラストレーターになれば」と言われたそうです。

長谷川さんは、なりたい自分になるための段階をずっと考えられていたようです。
「看板屋さん→グラフィックデザイン→絵描き」
だから、グラフィックデザイン事務所にいたときも「ここで一人前にならなくては」「ここで極めなくては」と、そう考えていたのでしょう。
奥さんや知人に言われたことが、固定観念の殻を破ることになったのかもしれません。
「勝手に自分でいろいろ考えないほうがいい」
長谷川さんは、本気で絵を描いていく決意をしたそうです。

転機は、編集者からの電話だったそうです。
「あなたは絵本をつくりたいんじゃないですか?」
この電話がデビュー作「おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん」に繋がったのです。


人は誰しも本当にやりたいことをやって生きているわけではありません。
長谷川さんもそうでした。
大切なことは何でしょうか。

長谷川さんは、なりたい自分になるためにゴールまでの道筋をキチンと考えていたと言えます。
そしてゴールまでの目標を設定し、達成してキャリアアップして行きました。
これ自体は、間違っていません。
でも注意しなければならないことがあります。
それは「目標のための目標に終始していてはゴールは遠い」と言うことです。
ゴールへの目標を立てるのではなく、目標のための目標を立てるのは、会議のための会議をするようなもので本末転倒ですよね。
これでは、ゴールはおぼつきません。
目標の先送りで逃げているだけなのです。

目標を達成するには努力が必要です。
努力をしているのに結果が出ないのは、努力をしていないか努力をしている方向を間違えているのです。

私が考える、本当に大切なことは次の2点です。
1)あなたの努力は期待する結果をもたらすか。
2)期待する結果を出すために、あなたの努力は最優先で行われているか。


今あなたがやっている仕事が、本当にやりたい仕事ではないと気づいたのなら、まず自分が何をやりたいのか真剣に考える必要があります。
やりたいことが明確になっている人は幸運です。
だからと言って、今すぐに仕事をやめる必要はありません。
「好きなこと(やりたいこと)」をやり続けるための方法を常に考えるのです。
そして常に考え、常に行動するのです。
これが本当の「努力」なのです。


長谷川さんも「こんな仕事、僕にできるかな」と思うことがあるそうです。
そんな時は「悩んだときは特に、何も考えずに一生懸命に絵を描く」そうやって気持ちを切りかえるそうです。

好きなことを続ける努力は、期待する結果を必ずもたらすのです。
どうですか?
何だか、やれそうな気がするでしょ?

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この記事はPHP研究所発行「PHPスペシャル10月号」の長谷川義史さんの特集インタビューを参考に書きました。


 



























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