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Q.明るく生きるにはどうしたら良いですか。


いつも元気で明るい人。
自分だけが明るいのではなく、太陽みたいに周りまで明るく照らせるような人。
どうしたら、そんな生き方ができるのでしょうか。

A.自分に素直に「好きなこと」を続ければ明るく生きられます。


シャンソン歌手であり、料理愛好家でもある平野レミさん。
レミさんは、ご自身の生き方を振り返って「ありのまま暮らしているだけ」とおっしゃっています。
「好きなことだけをやって生きてきたから。嫌いなことはやらなかった。すごく楽しい人生なのよ」と。

レミさんの身内は、進学校である上野高校へ通っていたそうです。
レミさんも、中学の時に一生懸命勉強して当たり前のように上野高校を受験したそうです。
けれども、やる気がなくなり2年生の春に中退しました。
レミさんのお父さんはフランス文学の学者さんです。
固くて厳格な感じがしますが、レミさんが学校を辞めたことを告げると、
「高校が嫌ならば、やめていいよ。その代わり、何か好きなことをやれ」
そうおっしゃったそうです。

そうして歌が好きだったレミさんは、お父さんがシャンソンの先生を見つけてくれレッスンに励むようになるのです。
レミさんは言います。
「好きなことならば、いくらでも努力できるでしょ」

転機は訪れます。
銀座の日航ホテルの地価にあったミュージック・サロンのオーディションを内緒で受けた結果、合格。
こうしてプロになったそうです。
レッスンは発声練習ばかりだったそうですが、店ではスポットライトを浴びてスターだったわけです。
「楽しいと、いくらだって頑張れるし、心が柔らかくてスポンジ状態だと、水が吸い込むように、いろいろなことを覚えられる」


「レミパン」で知られるように、キッチン用品の開発にかかわるようになったのも「好きだから」だそうです。
レミさんの明るい人生は「好き」から始まっているのです。

レミさんも普通ではありません(「型」にはまらないという意味で)が、お父さんもレミさんの上手を行く凄さです。
普通は、好きなことだけをして生きていくことはできません。
嫌だからと言って、学校を辞めることができるのでしょうか。
もしも、自分の子供が高校を辞めたいと言い出したらどうでしょう。
「高校くらいは出ておけ。高校へ行ってもやりたいことはできる」
そう諭しませんか。

けれどもレミさんの家庭は違ったわけです。
ここらへんに、秘密がありそうですね。
子供の稽古事や習い事を上達させるコツは「楽しんでやらせる」と言います。
サッカーや野球、剣道、ピアノ、習字に絵。
好きで夢中になれば、ぐんぐん上達します。
でも何かにつけて親が干渉し、褒めることをせず注意ばかりしていたらどうでしょうか。
きっと子供は楽しくなくなってしまうハズです。
だから楽しめる環境が必要なのです。

一方で勉強はどうでしょうか。
勉強が好きな人はあまりいないでしょう。
加えて日本人は「得意分野を伸ばす」よりも「不得手分野を克服する」という意識が強いように思います。
これでは「好き」は続かなくなります。

「才能を伸ばす」と言うことは実は「好きなことをやらせる」「好きなことを続けさせる」ことなのです。
不得手なことを得手にする努力は、効率が悪いのです。

誰かが言っていました。
「万能ってのは、中途半端って意味なんだ」と。
これは極端な例えですが、何でもできる人はマレと言うことです。
何でも水準以上にできれば良いですが、そんな器用な人は少ないです。
俗に「一芸に秀でる」といいます。
不得手を伸ばす努力をして、結果的に「凡庸」で中途半端になるくらいであれば、本当に「好きなこと」を伸ばすことの方が意味があるハズです。

私を含めて、本当にこの意味を分かっている人は少ないです。
レミさん、そしてレミさんのお父さんは「好きなことをやる」と言うことが分かっていました。
だから、レミさんは学校を辞めることを決断し、そしてお父さんはそれを容認したのです。

さて、レミさんのような生き方は特殊でしょうか。
「シャンソン歌手」と言うのは、サラリーマンでも主婦でもありません。
芸能の世界に身を置いていらっしゃること自体は、私たちから見れば特殊かもしれません。
けれども、レミさんは最初から「シャンソン歌手」としての成功を約束されていた訳ではないのです。

では、たまたま運が良かっただけなのでしょうか。
私は違うと思います。
レミさんが「シャンソン歌手」としてプロになれたのは「好き」だったからなのです。
「好き」なことは夢中になれます。
努力を惜しまず、睡眠を削ってもへっちゃらです。
そこに、成功の秘訣があるのです。
「好き」なことをやり続ければ、明るく生きられるのです。

仕事を「好き」になる方法は難しいですが、「好き」を仕事にする方法は必ずあります。
レミさんの言葉を借りれば「自分で自分に好きなものはなーに? って聞いてみればいい」となります。
みんな「好き」を仕事にするのを難しく感じているだけなのです。
そして、レミさんは続けます。
「自分で勝手に、できない、と決め付けて、壁をつくちゃダメ」
「好きなものが分かったらずっと続ければいい」

今の生活が面白くない人は、自分を振り返ってみて下さい。
あなたは、何をするのが好きですか。
何をやっているときがもっとも楽しいですか。
それを仕事にして生きていくことは難しいですか。

自分が「好きなこと」をもう一度考えてみましょう。
それだけでも、今までの人生と違ったものになるはずです。
「好きなこと」を仕事にして生きている人はたくさんいるのです。
あなたがそのうちの一人になれるかどうかは、あなた次第なのです。

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この記事は2005年(平成17年)7月6日に発売されたマガジンハウス社「ダカーポ」の特集「明るい、明るくなる話題がいーっぱい大集合」を参考に書きました。


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