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たとえ良い結果が出なくても、その時の経験が次のチャンスを成功させる可能性が高い

女優・声優 戸田 恵子(とだ けいこ)さん


声優でもあり女優の戸田恵子さんをテレビでよく見かけるようになったのは、数年前頃からだったでしょうか。
私自身テレビはそれほど見ないのですが、江角マキコさん主演の「ショムニ」に出ていたのが記憶に残っています。
最近ではNHK大河ドラマ「新選組!」で寺田屋の女将役を演じていらっしゃいました。

私が戸田恵子さんと言う声優を知ったのは、中学くらいの頃でした。
今からもう20数年前のことです。
「ガンダム」世代の私たちにとって、戸田さんは憧れでした。
こんなことを言っては大変失礼ですが、声優さんの中にはルックス的にイケていない方も少なくないのです。
声優さんは声が勝負ですから、ルックスはある程度、仕方がないのかもしれません。
けれども、私たちは少なからずショックを受けたものでした。
アニメのキャラクターの容姿と声優さんのギャップが埋められなかったからです。

戸田さんは、とてもキレイでした。
当時、戸田さんは、ガンダムでチョイ役でしたが重要なキャラクターを演じていらっしゃいました。「マチルダ」と言う名の将校で、輸送機の女性指揮官のような役割でした。
主人公のアムロ少年は、年上の彼女に淡い想いを寄せますが、敵と交戦中に戦死してしまいます。
ガンダムファンには、主人公に自分を重ねつつ「マチルダ」=「戸田恵子」さんにも似たような想いを抱いたものです。
そのような戸田さんでしたから、テレビでよく見かけるようになったことはファンにとって嬉しいことでもあったのです

最近、「PHPスペシャル1月新年号」で戸田恵子さんのインタビュー記事を読みました。
戸田さんが一人芝居「なにわバタフライ」を演じることになったのは、脚本の三谷幸喜さんからの依頼だったと言います。
三谷さんとは7年前に出会ったときに、テレビの企画を打診されたのがきっかけだったそうです。

戸田さんの言葉で印象深いのは「本当は『いいこと』も『悪いこと』もない。起きたことにはすべて理由があったんだ」というくだりです。
興味深いのは「起きたことの理由」について、こだわっていることではありません。
「悪いことも、良いことへつながる」というプラス志向を持っていたことです。

結果として「悪かった」ことを反省するのは間違いではありません。
ややもすると、私たちは過ぎてしまった失敗にこだわるあまり、物事をマイナスに捉えがちです。
戸田さんは、40才になろうかと言うときに三谷さんと出会ったそうです。
舞台や声優の仕事から、テレビの世界へと可能性が広がった一方で、尻込みする自分にも気づいていたそうです。
戸田さんは、三谷さんに背中をおされ、勇気を出して新しいことに挑戦する決意を固めました。
そして、戸田さんの「できることは全部出し切る」という持ち前の信条が発揮されて、今のお仕事に繋がっているのです。

戸田さんは10代の頃、歌手としてデビューしたそうですが結果は出せなかったそうです。
けれども、それが結果として「舞台への道が開け」たと振り返っていらっしゃいます。
そしてテレビの企画です。
「舞台を踏んでいたからこそ三谷さんとの出会いもあった」と。


「悪いことも、良いことへつながる」と言うのは「悪いとき」(自分が描いている本来のなりたい姿)にこそ、何かを吸収して良い結果を出すための充電期間とは言えないでしょうか。
「悪いとき」も「良いとき」も、今、自分にできることの全てを出し切る。
そうすれば、必ず道は拓けるのです。



<戸田恵子さんのインタビュー記事を読んで感じたこと>

1)今、自分にできるか最善を尽くす。
2)たとえ良い結果が出なくても、その時の経験が次のチャンスを成功させる可能性が高い。
3)慣れている仕事や環境に甘んじるのではなく、新しい分野に積極的に挑戦する。結果的にそれが自分の可能性を広げることになり、古いままの自分で終わるリスクを減らすことができる。


戸田恵子さんについては、以下のサイトに詳しく紹介されています。
直リンクは張れませんので、URLのアタマに「h」をつけてご覧下さい。
ttp://www.granpapa.com/production/toda/
ttp://members.jcom.home.ne.jp/chaki2/
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%B8%E7%94%B0%E6%81%B5%E5%AD%90


※文中の緑色の字を「PHPスペシャル1月新年号」から引用しました。
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